【寄稿】英語力を活かし転職し翻訳家に。なんと年収150万円アップ!
どうも、ボーダーレスブロガーのりゅうじんです。
ブログ「フリーランス翻訳者アツトのブログ」を運営するアツトさんから生々しい転職体験記、理想の働き方について寄稿を頂きました!
アツトさんには、先日、無料ブログコンサルを受けて頂きました^^
*レビュー記事はこちら⇒サラリーマンブロガーりゅうじんさんのコンサルを受けて
アツトさんは、特許翻訳家というお仕事をされており、前職の大手IT企業のSEから転職して、なんと年収が150万円もアップしたということです。
「大手は安定していていい!」というような声を未だに聞きますが、このような声を見事にぶち壊してくれています^^
それでは、生々しい体験談をどうぞ!
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初めまして!
ブログ「フリーランス翻訳者アツトのブログ」を運営しているアツトと申します。
この度は私の転職経験について、りゅうじんさんのブログに寄稿させて頂くことになりました。よろしくお願いします。
1.転職前のエンジニア時代
私は都内大学の工学部を卒業後、大手IT企業にシステムエンジニアとして入社しました。
工学部で培ったITのスキルと、コツコツ勉強していた英語のスキル(就活時点でTOEICは890ありました)が両方活かせると思ったからです。
エンジニアと聞くと、いかにも理系職なイメージがありますよね?
実際、私も入社時にはバリバリ理系の力を発揮する気でいました。
しかし、現実に入社してみると、業務内容はプロジェクトのスケジュール管理や報告資料の作成、社内折衝など、理系の素養はほとんど関係がなく、仕事内容にどうしても面白みを感じられない。
加えて、パワハラで有名な上司の下に配属されたこともあり、毎日が嫌々で仕方なく、入社2年程度で転職を考えるようになりました。
「新卒入社2年で転職するなんて、俺は社会人失格だろうか?」
「毎日苦痛だけど、これは誰もが通る道なのだろうか?」
「2年で辞めたら、親戚や友人に言いにくいなぁ・・・」
とも悩みました.
しかし、当時お世話になっていた先輩から、
「年月関係なく、この会社の業務形態がアツトの望む方向性とズレてるなら、若いうちに転職するのもあり。でないと、人生の貴重な時間がもったいなくない?」
とのアドバイスを頂き、転職活動を決意しました。
2.転職活動中
転職活動では、自分の強みである理系の素養と英語が両方活かせる職種を探し、結果、「特許翻訳」という職種に関心を持ちました。
世の中、英語が苦手な理系出身の人、逆に英語は得意だけど理系科目にはアレルギーがある文系出身の人が多い中、この特許翻訳業界では、そのどちらの能力も高いレベルが求められるからです。
特許業界では、パテントサロンという登録不要の求人サイトが一番メジャーです。
ですから、私もそのサイトで求人を探していたのですが、「とりあえず、大手転職サイトにも登録しておくか」との軽い気持ちで、リクナビNEXTとマイナビ転職にも登録しました。
正直、あまり期待はしていなかったのですが、そのまさに期待していなかったマイナビ転職で見つけた特許翻訳会社に転職が決まりました。人生不思議なものです(笑)
パテントサロンはその名の通り、職種特化型求人サイトですから特許業界の求人情報は豊富にあります。
しかし、やはり大手転職サイトの情報量は、運営会社が小規模の職種特化型求人サイトではカバーしきれないものがあり、とりあえずでも登録したことが満足のいく転職につながりました。
余談ですが、私が転職活動をしていた頃にはTOEIC985点を持っており、これは転職活動において絶大な効果を発揮してくれました。
翻訳会社以外にも面接に行ったのですが、どこに行っても好印象で、面接官からはお褒めの言葉を頂きました。
学生、またはキャリアが定まっていない社会人の方は是非とも英語を学習されると良いと思います。
*関連記事:転職にTOEICの高い点数はやはり有利!生涯年収で6000万円損する可能性あり。
3.特許翻訳者に転職へ
転職後の特許翻訳という業務は、当初の希望通り、理系の素養と英語スキルが存分に発揮できるもので、まさに自分に向いている仕事です。
転職1年目の年収は転職前と同等だったのですが、転職2年目には(私が会社と駆け引きをしたこともありますが)年収が150万円もアップしました。
転職前に在籍していた大手IT企業は、年功序列制で給与テーブルが厳密に決まっていたので、これは転職しなければあり得なかったことです。
現在は、その特許翻訳会社も退職し、フリーランス翻訳者として活動しています(ちなみに、仕事は全てその退職した特許翻訳会社から請け負っているので、こちらは円満退職です笑)。
4.伝えたいこと
正直言いまして、誰でも名前を知っているようなIT企業から、無名の特許翻訳会社に転職することには抵抗感も大いにありました。
企業名のブランドも落ちますし、生活の安定性も劣ります。
「特許翻訳?何それ?」という感じで、合コンウケも確実に悪くなりました(笑)
しかし、私が心から思うのは、人間、企業名や肩書きから得られる人生の満足感は取るに足らないものだということです。
たとえ、企業名や肩書きは劣っても、自分の強みを発揮して適性のある仕事に取り組めている今の方が、ずっと高い満足感を感じています。
特に、世の中のことを何も知らない大学生時代に決めた就職先は、自分が当初希望していた仕事内容とは異なって当然だと思います。
そうした時に、「耐えて頑張る」というのも、もちろん正しい選択でしょう。
耐えて頑張った後に、自分の新しい可能性に気づき、視野が広がるということも大いにあり得ます。
しかし、転職を選ばない理由が、「まだ3年経ってないから」とか、「親戚や友人に対して恥ずかしいから」とか、「企業名のブランドを落としたくないから」といった理由なのでしたら、私は「思い切って転職して適職を見つけた方が人生の満足感は高くなるよ!」とお伝えしたいです。
以上が、私の転職体験談になります。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!
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アツトさんも言っておられますが、やはり英語力は転職するにあたってかなり有利になりますので、すぐにでも取り組んだほうがいいですね。
私も転職活動時には、かなり有利でした^^
私がTOEIC800点をとり、英会話をビジネスレベルに出来た方法をこの記事に書いていますので、参考にしてください!⇒時間のない人の英会話の習得方法「まずは単語だけ!」で十分!
「一度入った会社で最後まで勤めあげる」時代はとっくに終わってますよ!
会社、仕事は、自分の人生の一部に過ぎないんですよね。
自分主導で会社、仕事を選び、楽しく生きていきましょう!