【会議でよく使う英語表現】英語の会議では「~に関して、~ついて」はどの表現を使うのがいいのか?

~に関しての英語表現は?

どうも、りゅうじんす。

会社では一ヵ月に数回は英語での会議があるのですが、
「~に関して、~について」と使う場面が多いですよね?

しかし、「~について」という英語表現はいくつかあります。
英語で何て言うのか疑問に思ったことはありませんか?

「~に関してだからabout?」

「regardingというのもよく見かけるけどどういう違いがあるの?」

どれを使えばいいのか、そもそもどんな違いがあるのか
疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は「~に関して、~について」という英語表現のうち
● about
● regarding
● in terms of

この3つの代表的な表現を取り上げ、
それぞれの使い方やニュアンスの違いをご説明していきます!

使いわけはフォーマル度で!

ご紹介した3つの英語表現の一番大きな違いはフォーマル度です。

「about」だけがカジュアルで、他の2つはフォーマルな表現です。

ですので、
ビジネスの場では「regarding」か「in terms of」を使うのがいいでしょう。

そして、さらに細かくこの2つの違いを説明すると、
違いは「指しているものの範囲」です。

「regarding」の方が範囲が広く、
「in terms of」の方がより狭い範囲の物事を指します。

日本語で言えば
● regarding=~関して
● in terms of =~の面について
という感じです。

「in terms of」の方がよりピンポイントになるということですね。

では、例文と共により詳しくご説明していきます。

aboutの例文

上で説明したように「about」は、カジュアルな場面で使われる言葉です。

友達同士とか仲の良い同僚の間で使われます。

例文1:About the new product, do you have any idea?
(新しい商品についてだけど、何かアイデアある?)

例文2:Do you have any concerns about schedule?
(スケジュールについて何か心配事はある?)

 

「about」はこのようにくだけたニュアンスになります。

regardingの例文

「regarding」はよりかしこまった間柄、上司や取り引き先とやり取りする時に使われます。

例文1:Regarding the new product, do you have any idea?
(新しい商品に関してですが、何かアイデアはありますか?)

 

同じ質問でもaboutの部分をregardingに置き変えるとフォーマルな表現になります。

 

例文2:Do you have any question regarding our project?
(私たちのプロジェクトについて何かご質問はありますか?)

 

このように文中でも使えます。

例文3:With regard to the new product, we are currently calculating the costs.
(新しい商品に関してですが、現在コストを計算中です。)

 

例文3のように「With regard to」や「In regard to」も「regarding」と同じように使われます。

英語は、同じ単語の繰り返しを嫌う言語です。

もしメールなどで「regarding」を連発しそうな時は、
「With regard to」や「In regard to」も併用して使うと良いでしょう。

「regarding」と一緒に覚えておきましょう。

in terms of の例文

それでは、次に「in terms of」の例文をご紹介します。

例文1:In terms of cost, I think there is no problem.

(コスト面については問題ないと思います。)

すでにご説明したように「regarding」も「in terms of」も「~に関して」という意味ですが、「in terms of」の方がよりピンポイントな物事を指します。

ですので、「コスト面について」など、
「~の面について」というニュアンスがあります。

ただ必ずしもそのような日本語訳になるというわけではありません。

例文2:Do you have any question in terms of our project schedule?
(私たちのプロジェクトのスケジュールについてご質問はありますか?)

このように「regarding」よりもより特定の物事について話す時に使い、使い分けのポイントは物事の指す範囲です。

商品よりもそのコストについて話す時や、プロジェクトのさらにそのスケジュールについて話す時など、よりピンポイントな物事について言いたい時は「in terms of」を使うと良いでしょう。

まとめ

それでは、「~に関して、~ついて」の英語表現の違いを
最後にまとめますね。

● 「~に関して、~ついて」の代表的な英語表現は「about」、「regarding」、「in terms of」

● 「about」はカジュアルな場面で使われ、「regarding」、「in terms of」はよりフォーマルな場面で使われる

● 「regarding」と「in terms of」の違いは指す物事の範囲!「in terms of」の方がよりピンポイントな物事を指す!

 

以上が「about」、「regarding」、「in terms of」の使い方やニュアンスの違いです。

一番注意が必要な点はフォーマル度です。

「about」だけはカジュアルな表現なので、
なるべくかしこまった場では使わないようにしましょう。

「regarding」と「in terms of」については微妙な違いこそあれ、間違ったからといって大きな問題になることはないでしょう。

どちらも「~に関して」という意味では同じですからね。

むしろ「どっちだっけ?!」と悩んで時間をとってしまう方が問題です。

覚えている方を使って、パッと答えてしまった方がよりスムーズにコミュニケーションが取れると思います。

このような熟語の表現は、日常やビジネスの会話の中で結構使うものです。

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