2018/08/14

カブトムシを高確率でゲットするための採集方法を伝授!

子供のころ、カブトムシ採集にはまりませんでしたか?

夜にドキドキ、ワクワクしながら大好きなカブトムシを取りませんでしたか?

うちも娘たちが小学生になり、カブトムシ取りに行こう!と興味深々だったので、カブトムシを取りに行ってきました!

そして、1時間ほどで野生のカブトムシを7匹ゲット採ることができました!

カブトムシを数十何年ぶりに取りに行って一番、はしゃいでいたのは親父のこの私であったことはここだけの秘密です^^

この記事では、カブトムシを高確率で取れる方法をお伝えします。

カブトムシを採集する主な3つの方法

カブトムシを採集するときに主に使われるのは、以下の3つの方法です。

1.カブトムシの習性を理解したうえでの樹液採集法(取り組みやすさ:易)

2.フルーツトラップ採集法(取り組みやすさ:中)

3.灯火採集(取り組みやすさ:難)

 

それではまず取り組みやすく多くの人が行っている樹液採集法から説明しますね。

カブトムシ採集法1:樹液採集法(取り組みやすさ:易)

樹液採集法は、自然の樹が出している樹液を探し、そこに集まっているカブトムシを捕まえる方法です。

この方法は、採集するための網と捕まえたカブトムシを入れるカゴがあれば実施できるため、最も取り組みやすい方法になります。

樹液採集法によって、多くのカブトムシを採集するためには、樹液を出しやすい樹とカブトムシが活動する時期、時間帯を時間帯を知っておくことが重要になります!

樹液のでない樹で一生懸命探したり、カブトムシが眠っている時間帯に探したら当然ですが、ほとんど採集することができません。

これらについてしっかり把握して、カブトムシを採集してください!

カブトムシを採集しやすい時期はいつ?

カブトムシは、6月下旬ぐらいから幼虫から羽化し、地上に出てきます。

そして、地域にもよりますが、8月下旬ぐらいまで取ることができます。

今回、私たちがカブトムシ採集に行ったのは、7月8日でした!

しかし、まだ、あまりたくさん見ることができませんでした。
恐らく少し早かったですね。

カブトムシ採集にベストの時期は、7月中旬から8月上旬です。

 

カブトムシが採れる時期
6月下旬~8月下旬の約2ケ月間に採れる
・もっともたくさん採れる可能性のある時期は7月中旬~8月上旬

 

カブトムシが採れやすい時間帯は?

カブトムシは夜行性です!

カブトムシが地上に出てきて活動する時間帯は、日が沈んでから日が昇るまでの20時から4時ぐらいまで

では、お昼はカブトムシは採れないかというそんなことはありません。
カブトムシは、飼っているいると分かりますが、昼間の明るいときは土の中に潜って寝ています。

ですので、子供が小さく夜はなかなかカブトムシ採集に行くことができないという人は、お昼にクヌギの木の株元を掘ってみてください。確率は悪くはなりますが、採れることがあります。

この際には、カブトムシがいることを想定して、乱暴に掘るのはやめてくださいね。
カブトムシを傷つけてしまう恐れがあります。

カブトムシが採れる時間帯

・ベストの時間帯は、20時~4時
・お昼はクヌギの木の根元を掘ってみる。

カブトムシが採れる場所、集まる木

では、カブトムシはどこで採れやすいのでしょうか?

カブトムシは自然が多く残る森のクヌギ、コナラ、クリの木などです。

そして、重要なのが、カブトムシはこれらの木の樹液をなめるために集まります。

ですので、これらの木の中でも樹液がでている木が絶好のポイントとなるのです!

採種する確率を高めるためには、昼の間に森に入り、樹液がでている木をおさえておくことです。

あらかじめ見つけておけば、時間をかけずに効率的にカブトムシを採集することができます!

カブトムシが採れる場所や木の種類

・自然が多く残る雑木林

クヌギやコナラの樹液が出ている木が絶好のポイント

カブトムシ採集法2:フルーツトラップ採集法(取り組みやすさ:中)

上で説明した樹液採集法は、自然に樹液がしみだしている樹を見つけて、そこに群がっているカブトムシを採るという方法でした。

しかし、実際には、樹液が出ている樹を見つけるのは簡単ではありません。

そこで、フルーツトラップ採集法では、「人工的な樹液」を作り、これを樹に塗り、あるいはストッキングなどに入れて樹に結び付け、カブトムシを引き付けて採集するのです!

それでは、ここでトラップに使う人工的な蜜の作り方と実際に行った効果をお伝えします。

フルーツトラップに使う蜜の材料

それでは、まず必要な材料です。

フルーツトラップの材料

【材料】

・バナナ

・砂糖

・お酒

・ベーキングパウダー

・ジップロック

・排水口用ネット or ストッキング

お酒はネットを調べると「焼酎」と出てきますが、いろいろと試して今後効果を検証したいです^^

では、フルーツトラップの作り方を説明します。

フルーツトラップの作り方

①バナナの皮をむき、2cmほどの大きさに切る

バナナを切っているところ

 

②切ったバナナを排水口用のネットに入れて口を縛り、ジップロックに入れる

バナナをネットに入れたところ

 

③砂糖、お酒(ウイスキー、焼酎など)、ベーキングパウダーをて適当にいれ揉む

バナナを揉んで潰している

 

④2時間ほど放置し、発酵させる

バナナを発酵させる

フルーツトラップを設置

このようにしてできたフルーツトラップは、お昼~夕方の明るいうちにつけます。

排水口ネットは、樹皮の出っ張りに引っ掛かりやすく、簡単に設置することが可能です^^

この時、フルーツトラップを設置する樹は上で説明したカブトムシが採れやすいクヌギやコナラにします。

そして、その後カブトムシが活動する夜20時から4時ぐらいまでに採集にいきます!

カブトムシが見事に仕掛けたフルーツトラップの蜜をなめています^^

 

フルーツトラップに集まったカブトムシ

 

そして、今回のフルーツトラップ採集法では、約1時間足らずの採集で、カブトムシ7匹、コクワガタ1匹を捕まえることができました!

フルーツトラップ採集法で採れたカブトムシとクワガタ

 

カブトムシ採集法3:灯火採集(取り組みやすさ:難)

この灯火採集法は、カブトムシが光に集まる修正を利用したものです。

白い布に明るいライトを当てて、虫を集める方法です。

この明かりに多くの虫が集まるの中にカブトムシも集まるというわけです。

こんな感じになるそう。。。↓

灯火採集法の様子

【引用: 路傍の虫たちと 

この灯火採集法は、準備が大掛かりになる上に他の虫たくさん集まってくるので、ちょっと素人の私は、やりたくないです。。。汗

私のおすすめは、フルーツトラップ採集法ですね。

採れる確率が上がるうえに、トラップにかかる楽しさもありおすすめです♪

 

それでは、カブトムシ採集に必要な道具をお伝えします!

カブトムシ採集に必要なもの

柄が長い採集網

昆虫網で最も重要なポイントは、網の柄が長いことです!

ここで紹介している網は柄が180cmまで伸びます!

柄が短いと「もっと長いと木の上のほうにいるカブトムシが採れないのに~」と悔しい思いをすることもなくなります。

採れたカブトムシを入れるカゴ

採れたカブトムシを入れるカゴですね。

ここで紹介しているようにひもがついていて、両手がふさがらないものがいいです!

虫取り用のピンセット

カブトムシを取ろうとすると近くに危ない虫や触りたくない虫がいるんです。

特に危ないのはムカデ!
ムカデに刺されると腫れて、本当に痛いです。

このようにカブトムシの近くに危険な虫がいるときに活躍してくれるのがこの長いピンセット!

これもあったほうがいい重要なアイテムの一つです!

軍手

軍手も大切です!

滑ってこけてしまった時や変な虫から刺されるのを防ぐためにも軍手は絶対につけましょう!

サイズさえピッタリであれば安いものでも大丈夫です^^

虫よけスプレー

カブトムシで嫌なのが「蚊」です。

カブトムシを採りにいくと必ずブンブンと飛びまくります。

この蚊を少しでも寄せ付けないためにも虫よけスプレーをつけていきましょう!

カブトムシ採集 まとめ

カブトムシを高い確率でとるためのポイントを最後にまとめます。

カブトムシを高確率で採る方法 まとめ
7月中旬~8月上旬
20時~午前4時
・クヌギの木の樹液が出ている場所が絶好ポイント

 

カブトムシは最近買う人も多いと思いますが、採集のときのワクワク感は買ってしまっては味わえません。

カブトムシの採集の思い出は、本当に楽しいものです。

今回ご紹介したポイントをおさえて、カブトムシを採ってください!