ニューヨーク市街

 

どうも、りゅうじん( @smileryuji1110)です。
海外赴任でアメリカに住むようになり、4年ほど経ちました。

アメリカに来て最初に戸惑ったのは車の運転です。右側通行だというのはわかっていましたが、そのほかにも日本と違う交通ルールがけっこうあるんですよ。

なかには、知らないでいると確実に事故につながるものもあるので、近いうちにアメリカで車を運転する予定があるなら最低限のルールは覚えておきましょう。

細かく挙げればキリがありませんが、これだけは覚えておきたいアメリカの交通ルールを 7 つご紹介します。

日本とはすべてが逆!右側通行は左折のときに注意しよう

誰でも最初に思い浮かぶアメリカの交通ルールといえば、「車は右側を走行する」ということですね。日本とは逆です。

2 車線以上ある幹線道路では一番右の車線が低速専用車線となっているので、追い越しも日本の逆で左側から行います。

ここで、『ただ右側をずっと走ってればいいんでしょ?』なんて軽く考えていると危険です。

なぜなら、左折時にいつものくせで対向車線(左側)に進入してしまうおそれがあるからです。

左折時の進入車線に注意
直線道路なら流れに沿って走れば良いですし、右折時も最初は違和感がありますがすぐに慣れます。

でも左折するときは、一瞬どこの車線に入れば良いかわからなくなってしまうんです。とくに比較的大きな道路で対向車線に車が止まっていないときなど、ふらふらっと左側へ・・・

実は、わたし、今まで 2 回やってしまいました。そのうちの 1 回は、縁石で道路の真ん中が分断されている道路でかなりヒヤヒヤものでした(汗)
少し慣れてきたころの油断が危険なので、つねに「右側通行、右側通行……」と意識しながら運転するといいですよ。

左ハンドルまた、自動車は基本的にすべて左ハンドルで、ワイパーとウィンカーの位置も逆ですから、これも慣れるまでは意識したほうが良いですね。

交差点でいきなりワイパー動かすと、ちょっと恥ずかしいです。これは何回もやりましたね。(笑)

 

後ろから追突されないように注意!赤信号でも右折できる

日本では考えられないのが、赤信号での交通ルールです。日本では直進するのでも曲がるのでも「赤は止まれ」ですが、なんとアメリカでは右折にかぎって進入 OK なんです!

これにはびっくりしました。赤信号で車を止めていると、後ろの車からクラクションを鳴らされるんですよ。

「一時停止して安全が確認できてから」というルールはありますが、「赤は止まれ」が染みついている日本人はそのまま止まってしまいがちです。

左側から直進してくる車がいなければ、右折して進みましょう。

ただ、“ NO TURN ON RED ” という標識がある場所では右折禁止です。

NO TURN ON RED
また、ニューヨーク市内では標識の有無にかかわらず赤信号での右折は禁止となっていますので、渡米時は州ごとの交通ルールもチェックしておきたいですね。

4 (ALL) WAY STOPの標識は早いもの順!

「一時停止」の標識は「STOP」なのですぐわかりますが、その下に「ALL WAY STOP」がつけられている標識があります。

 

STOP標識(ALL WAY)
小さく「4 WAY」と書かれている標識もあります。

STOP標識(4 WAY)

 

「ALL WAY STOP」-つまり、すべての方向の車が交差点進入前に一時停止しなければなりません。

日本にも全方向一時停止となっている交差点がありますが、このとき直進車が優先ですよね。十字路ですべての車が直進だったときは、最初に止まった車が優先され、左側優先で交差点に進入していきます。

アメリカでは、進む方向に関係なく最初に止まった車が優先です。もし同時に止まった場合は、右側優先です。

もたもたしていると事故の原因になってしまうので、「早いもの順」と覚えておきましょう。

でも、あせって我先に行こうとせず、安全運転を心掛けてくださいね。

スクールバスは最優先!対向車線の車も止まる必要がある

アメリカでは、日本と違ってスクールバスを利用する生徒がけっこう多いです。

アメリカでよく見られるスクールバス
この黄色いバスの近くを走るときは最大限に注意を払ってください。児童・生徒の安全を守るために、スクールバスが止まった時はまわりの車も止まらなければなりません
生徒・児童の乗り降りのために停車する場合、同じ車線を走っているなら追い越し禁止ですし、対向車線を走っている場合もバスの手前で停止する義務があります。
乗降時は、ランプとともにバスの側面にある「STOP」サインが出るので見逃すことはないと思います。

スクールバスのSTOPサイン
登下校時間帯に車を運転してしまうとひどい渋滞に巻き込まれることがあるため、地域によって多少違いますが、以下の時間帯はあまり市内を走らないほうが良いかもしれません。

  • 午前 7:00 ~ 8:30
  • 午後 3:00 ~ 4:00

どんなに急いでいたとしても、スクールバスがストップしたらこちらもストップです。

警察に捕まったら、運転席で待機!絶対に車から下りてはダメ!

アメリカでは日本と同じく、警官がパトカーに乗ってスピードオーバーを含む取り締まりを行っています。

パトカーが赤と青の光をつけながら後ろから追跡してきたら、ただちに右側に車を寄せて停止してください。

アメリカのパトカー
ここで注意が必要です。

車を停止させたあと、警官がパトカーから降りてあなたの車に近づいてきますが、そのときに絶対に車の外に出てはいけません

もし外に出たら、拳銃を抜いてかまえられてしまい、厳罰になる可能性があります。銃社会のアメリカならではですね。

停止後はハンドルの上など見える場所に手をおき、運転席の窓を下げて警官が来るのを待ちましょう。

警官から「免許証を見せろ」と言われたときは、警官にひとこと断ってからカバンの中やダッシュボードから免許証を取り出してください。

Can I get my driver’s license from my bag?「免許証がカバンの中にあるから取っていいですか?」

何も言わずにカバンをゴソゴソするのは厳禁です。

初めてのことでパニックになってしまうかもしれませんが、あわてず落ち着いて対処してください。

 

工事現場付近で速度違反したら罰金がはね上がる

日本でもよくみかけますが、工事現場付近では安全性確保のため、通常よりも制限速度が低く設定されています。臨時の標識も立てられていますね。

制限速度35マイル
アメリカでもここまでは同じなんですが、このような工事現場付近で速度違反すると違反点数が 2 倍になります。単純に 10 マイルオーバーで捕まったとすると、20 マイルオーバーにされちゃうんです。

アメリカでは「マイル毎時(mph)」が速度をあらわす単位です。「キロメートル毎時(km/h)」ではないので、標識に書いてある数字は「マイル」ということを忘れないようにしてください。

※ 1 mph ≒ 1.6 km/h

kmとmphのスピードメータースピードメーターには「km/h」と「mph」が両方書かれています。慣れるまでわかりづらいと思いますので、運転前にメーターの「mph」を探して意識しておくのが良いでしょう。

違反点数が高くなると、もちろん罰金も高くなります……

なお、罰金を払わずに出国すると再入国不可となることもあるので、必ず現地で支払い手続きをしてください。

緊急車両走行時は対向車線でも車を完全停止させる

日本では、消防車や救急車などの緊急車両が通過する場合、左側に車を寄せて道をゆずりますよね。交差点以外では一時停止する必要はありません。

一方アメリカでは、たとえ交差点内ではなくても右側に車を寄せ、完全に止めた状態で道をゆずる必要があります。これは、対向車線でも同じです。

消防車走行時は完全停止
緊急車両が近づいてきたらまわりの車が止まりますので、それに合わせれば大丈夫です。

アメリカで運転するときは国際免許を取得しよう

以上、必ず覚えておきたい交通ルールを 7 つご紹介しましたが、その前にアメリカで運転するなら国際免許を取得しないとダメですよね。

日本の免許証をそのまま携行しても、アメリカでは無免許扱いになってしまいますので、渡米前に取得してください。

取得にあたって特別な条件はありません。誰でも警察署や運転免許センターで申請すれば取得できます。発行まで 2 週間ほどかかるようなので、余裕をもって申請してくださいね。

国際運転免許証(国外運転免許証)の取得(外務省)
有効期間は 1 年なので、仕事などでそれ以上滞在する場合はアメリカで免許を取得しましょう。

りゅうじんのつぶやき

どうですか? アメリカの交通ルールは、日本の交通ルールと結構違うものが多いでしょ。

ハワイなどに旅行に行って、レンタカーを運転する人も多いと思います。

アメリカ独特の交通ルールをしっかり守って、楽しく旅行してください~♪