私の長女は今、小学校3年生です。

最近、親の言うことに反抗するようになってきました。
今までは、私たち親が言うことに対して、
反発して言い返してくることはほとんどなかったんです。

子供を叱る親

そして「勉強しなさい」という言葉に対して、
「こんなの勉強して、大人になって何かの役に立つの?」
と反発してきました。

子供が小さい時から学校の勉強をする意味
についての私の意見を書きます。

「理系だから国語は勉強しなくていい」は違う

「将来、絵を描く人になりたいのに、
なんでこんな難しい計算を出来るように
ならないといけないの?」

「僕は将来、宇宙飛行士になりたいのに、
なぜ国語を勉強する必要があるの?」

このような質問を子供から投げかけられて、
返答に困ったお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか?

小学校3年生ぐらいになると、
子供自身が納得する答え返してあげないと
子供たち自身が納得できず、
「この勉強しなくていいじゃん。」となりかねません。

学校で学ぶことは、一見無駄と思えることも多いですよね。

しかし、そうではない。

機械

 

例えば、車の設計をしたい子供は、
国語はそんなに勉強する必要ないのでしょうか?

例えば、ホンダでエアバックを開発した小林氏は
イノベーションを起こす際のポイントについて
著書の中でこう書かれています。

(コンセプトを作る際のヒントとして)

漢語や外来語ではなく、日本固有の大和言葉で考えてみることだ。

特に商品コンセプトを考える際に有効である。

英語には「潔い」という概念がなく、従って潔いに対応する言葉もないと言われる。
少し前にはやった「もったいない」もそうかもしれない。

以前、「つつましやか」を英語で表現したいと思って電子辞書で調べたことがあるが、なんと「small」と出てきた。

つつましやかとsmallではまったく意味が違う。

(「ホンダイノベーションの神髄」より)

ホンダでは、技術開発のコンセプトに大和言葉を使うということなのです。

コンセプトがチームの中に共通認識として狂いがなければ、
商品はできあがる。
このコンセプトには、正確なニュアンスを含む大和言葉が
必要になることがあるということです。

理系だから国語はおろそかにしていいという短絡的な発想で、
国語を勉強していなければコンセプトの理解に困るし、
自分がコンセプトを作る立場であったらチームのメンバー
に細かいニュアンスが伝わらないわけです。

これは一例ですが、
「文系だから数学はいらない」
「理系だから国語はいらない」ということは、
将来の色々な場面を想像できない子供には
しょうがない発想かもしれません。

上に一例をあげましたが、子供から質問された場合は、
自分が経験したことを例にしてきちんと
納得できるように説明してあげるといいです。

将来は、答えのない問題を解くことが多くなる

大学までは、すでに答えがある問題について
どのような解き方をして、その答えを導くか
という勉強をすることが大半でしょう。

しかし、大人になって社会に出ると
答えのない問題を解くことが多くなるわけです。

「優秀な大学を出ること=仕事ができて出世する」

という計算式が成り立たないのはこのためです。

「いい大学を出て、いい会社に入るために勉強しなさい」
と子供に教育するのは、ダメです。

優秀な大学を卒業して入社して来た社員が、
仕事ができるか?」というと
実際にはほとんどといって関係がない。

この事実を知りながら、
「いい大学に入って大企業に入りなさい」
という親が未だに多いのが理解できません。

子供を勉強に対して教育する時には、

「学校でいい点数をとるために勉強しなさい」

ではなく、

「将来、答えのない問題を解くために、勉強しなさい」

という意識が重要だと思います。
答えのない問題を解くためには、
いろいろな知識があったほうがいいわけです。

学校の勉強ができても人の気持ちが分からないような人が
医者になって、患者から不評で職をなくすような人も
実際にいるわけですよ。

あなたのそういう医者にあったことがあるのではないでしょうか?

子供が勉強する意味を聞いてきた時には?りゅうじんはこう答えた

娘が「何で勉強しないといけないの?」
と質問してきた時に、私はこのように答えました。

「大人になったら、答えがない問題をたくさん解決することになる。
こんな時に、いろいろなことを知っていたら、解決するための方法がつくりやすいんだよ。
だから、今はいろいろなことを勉強しておいたほうがいいよ。」

こういうと子供は、納得したのか勉強を続けました。

子供を子育てしていると、
いつの間にか子供に自分の価値観を押し付けがちになると思います。
私もそうでした。

子供が反抗期になり、接し方が難しくなると
ついつい声を荒げたり、ひどいことを言って
しまいがちです。

しかし、子供を一人の人間として尊重し、
きっちり本気で向き合えば、伝わります。

子供は大切な花の種。
将来、綺麗な花を咲かせることができるために
愛情をこめて、しっかり向き合っていきたいです。

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綺麗なコスモス